ダメな事業計画まで発表させるか/させないか?
先日、新規事業の事業計画検討のワークショップの最終回があり、次回は1ヶ月
後に発表会となりました。
このため、ランチタイムに、事務局の方から相談がありました。
全6グループあるのですが、果たして全部発表させるのかどうかということです。
ある程度ビジネスとして見込の立ちそうなものは当然発表させるとして、
現時点で法令に引っ掛かりそうだとか、技術的な差別化要素がない等の問題から
事業として見込が立たないグループもあります。
それで、そうしたグループまで社長を含めた役員の前で発表させるのかどうか
という議論をしました。
私からは、論点としては、
(1)提言を受ける側から見た期待値、聴きがい、メリット
(2)発表者側から見た発表するモチベーションや発表体験の場の提供
(3)その後の事業の取り扱い方との関連
等を挙げてみました。
後日、その会社では、社内で事務局と担当役員との間で相談の場が設けられ、
その後、私の所にその結論の報告が来ました。
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結論として伝えられたのは、
「全グループ発表させる」
ということでした。
その理由に挙げられたのは、
①わざわざ半年かけて6日間も研修を受けさせたので、受講者の人達にその成果発表の
機会を提供したい
②会社としても経験値が少ない中で、新分野、異分野についてどんなことが分かったのか
また、今後、分からなけれならないのか知りたい
③新規事業にどのような障害があって、今後どのようなことを視野に入れて調査や研究を
行ったらいいかの参考になりそうだ
つまり、事業そのものとしては、障害などがあり、すぐに着手が出来ないものだとしても、
新規事業の経験が少ない中で、受講者=社員、経営陣ともに、今回学べたことを共有したい
ということでした。
当方としては、お客様のお考えを尊重して対応していきたいとお答えしました。
では、一般的にはどうかというと、他社でもこの会社と同様の対応を取るところが
多いように見受けられます。
日本特有の平等主義というか、学びを重視する姿勢の表れでしょうかね。

